【文章構造④】TeKaMoLo

ドイツ語の文章構造について説明します。
第四弾は、TeKaMoLoについてです。

ドイツ語の語順に迷ったらコレ!tekamolo(テカモロ)の原則を覚えよう | ドイツ語学習スクール「Vollmond (フォルモント)」の公式サイト
ドイツ語で文を作るとき、「いつ」「どこで」「何を」をどういう順番にしたらいいか、いつも迷ってしまうんだ。 ドイツ語の語順って難しいよね。でも、そんな時に使える、とっておきのルールがあるんだよ! この記事では、ドイツ語の語順を考えるときに役立

ドイツ語の文章を作る上での、3つの主な傾向をご紹介します。
「傾向」なので「ルール」ではありませんが、以下の傾向を頭に入れておくことで、ドイツ語の文章をより正確に作ることができるでしょう。


主語は目的語の前にくる(:Subjekt vor Objekt)

Morgen kaufe ich einen Computer.

Gestern hat er einen Film gesehen.

Wir fahren mit dem Zug nach Berlin.


古きは新しきの前にくる(:Alt vor Neu)

古い情報は新しい情報の前にくる
→ 定冠詞付きの名詞は不定冠詞付きの名詞より前にくる

「リサはカフェで紅茶を飲む」の例文パターン
  • Lisa trinkt im( in + dem ) Café einen Tee.
    :Lisa drinks tea in the café.

    →重要なのは、リサが「何を」飲んだのか
    →「紅茶」を飲んだ(←新しい情報)

  • Lisa trinkt den Tee in einem Café.
    :Lisa drinks tea in a cafe.

    →重要なのは、リサが「どこで」飲んだのか
    →「カフェで」飲んだ(←新しい情報)

  • Lisa trinkt ihn in einem Café.
    :Lisa drinks it in a cafe.

    →重要なのは、リサが「どこで」飲んだのか
    →「カフェで」飲んだ(←新しい情報)

ドイツ語では、重要な情報は文章の最後に来る!


例外:3格が人称代名詞 + 4格が定冠詞

Position1234
NormalDie Mutterschenktdem Kindden Teddy.
1 PronomenDie Mutterschenktihmden Teddy.
1 PronomenDie Mutterschenktden Teddyihm.

「誰にあげたのか?」を強調したい場合にのみ、3行目の文章のような順序になる



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